スティーブン・コヴィー「7つの習慣」要約のポイント(後編)

市居愛
こんにちは。マネーコンサルタントの市居愛@aiichiiです。

前回のブログでは、神本中の神本『7つの習慣』の3つのポイントについてご紹介いたしました。

「7つの習慣」要約のポイント(前編)はこちらから

7つの習慣-完訳 人格主義の回復 [単行本]

今日は後編として、4つのポイントをご紹介したいと思います。

CONTENTS

第4の習慣 win-winの状態を考える

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4つ目の習慣は「win-winの状態を考える」ということです。

win-winとは、あなたも嬉しい、私も嬉しい状態を指します。
お子さまとwin-win、夫婦でwin-win、会社でwin-win、みなさんはできていますでしょうか。

コヴィー先生は、私たちはwin-winの状態が少ないとおっしゃっています。

win-winの状態よりもwin-lose、あるいはlose-winの状態の方が多いと感じておられます。

win-loseとは、勝ち負けを基準にして考える世界を指していて、例えば「あの人よりもフォロワーが増えた」「あの人より売上が高い」ということもあれば、「夫よりも私のほうがよくできてる」などの考え方のことです。

兄弟間でも「私は我慢すれば良い」ということもあるでしょう。
「妹はいつも恵まれてるけれど私はいつも損してる」のように、自分が負けることに慣れていて、感情を抑えて言いたいことを言えずに終えてしまう状態も該当します。

こうした状態のことを、常に比較の状態であり、win-loseかlose-winの状態であるとコヴィー先生はおっしゃっています。

win-winの状態になるためには、「この世界には充分にある」という考え方をすることが大切であるとコヴィー先生はおっしゃっています。

この世界には充分な愛がある。充分なお金がある。充分な時間がある。充分な自信があり、資源があり、すべてがあるというふうに捉えること。そう考えることで「あの人すごいな」「あの人ばかり」のように比較することはなくなりますし、「あの人に比べて、私はだめだな」と思うこともなくなっていく。この世界に愛は溢れているという考え方です。これがwin-winの状態でいるということです。

第5の習慣 まずは理解し理解される

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5つ目の習慣は「まずは理解し理解される」ということです。

win-winの関係になるためには、相手の話を「なるほど」と聞き流すのではなく、しっかりと共感して理解することが大切で、まずはこちらから相手をよく理解する、その代わりに理解されるということが大切ですとおっしゃっています。

そして、単なる聞くためのスキルを学ぶのではなく、本当に相手と深く理解し合うこと、魂と魂でつながりたいと思って相手の話を聞きなさいとおっしゃっています。

みなさん、いかがでしょうか。こちらの第5の習慣、できていますでしょうか?

この第5の習慣でやりがちな4つのパターンがあるそうで、その4つをご紹介します。

1つ目は、評価する。
相手の話を聞いている時も、相手のことを評価しているということです。
例えば、私が息子に「今日のテストどうだった?」と聞いた際、「テスト全然ダメだった」と返答があった場合、「昨日の夜勉強しなさいと言ったじゃない」と返してしまうようなことです。相手の気持ちや感情を全く考えずに息子の評価してしまうということがあります。これがよくないとコヴィー先生はおっしゃっています。

2つ目は、探る。
探らないということです。
例えば、子供に「今日の理科の授業は何したの?」と、私はつい聞いてしまうのですが、これが探っているということです。相手が理科について話したいわけでもないのに、私が私の基準で聞きたいことを聞いてしまっています。それでは、共感して相手の話を聞くことにならないということです。思い当たることはありませんか?

3つ目は、助言をするということ。
これもやりがちです。「今日学校でちょっと気持ち悪くなっちゃったんだよね」と子供が言ってきた時に、私は「先生に言って保健室に行けば良いじゃない」と言ってしまいます。
コヴィーさんのお話によると、このような助言はよくないとおっしゃっています。
子供が「今日気持ち悪くなっちゃった」と打ち明けてくれた時に、「そうだったの」と共感したり、そのときのつらさ、苦しさを一緒に感じ合ってもらいたいということです。相手が言葉に出したいけれど、出せないような気持ちを代弁してあげるということが大切だとおっしゃっています。

4つ目は、解釈する。
私たちはすぐ解釈しがちです。「そういうものだ」と勝手に自分自身の過去の経験をもとに解釈して話してしまうことがあります。解釈してしまうことも結局自分の経験から来るものです。
私はあまり、学校で気持ち悪くなると経験がなかったので、子供の気持ちに共感しきれておらず、「そういうときはこうすれば良いんじゃない?」と勝手に解釈をしてしまいがちです。これがwin-winじゃないということです。相手も嬉しいし、自分も嬉しい話し合いに全くなっていないということです。まずは理解し理解されるためにやりがちなことですので、注意をしなければならないということでした。

コヴィー先生は、相手を理解し、理解されるためには失敗もあります。毎日うまくいくわけではありませんし、失敗することもありますが、信頼口座を積み上げていけば良いとおっしゃっています。

お互いに信じ合う信頼の口座というものを積み上げていけば、たとえ間違えたとしても、相手を理解し理解されるということに努めれば大丈夫とおっしゃられています。そうすることで、魂と魂で相手と会話ができ、共感して聞けるようになるということです。これが出来るようになると、私もいろんな場面で、子育てでも、夫婦でも、仕事でも、素晴らしい人間関係が結べるようになりますし、大切にしたい考え方だと感じました。

第6の習慣 シナジーを作る

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6つ目の習慣は、「シナジーを作る」ということです。

シナジーとは相乗効果という意味があるのですが、相乗効果を作りましょうということです。

win-winになり、そして相手を理解し理解されることを経て、お互いがハッピーなアイデアを出し合おうということです。お互いの意見が食い違ってしまうと、当然喧嘩に発展することもあります。そのような時でも、お互いの意見を尊重し、お互いにとって良いアイデアを出し合い、このシナジーを作るというお話でした。

第7の習慣 刃を研ぐ

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7つ目の習慣は、「刃を研ぐ」ということです。

歯を磨いていこう、刃を磨いていこうなど、今までやってきた習慣を磨くことが大切であるということが最後の第7の習慣です。

私たちは、こうして素晴らしいことを学んだとしても、なかなか習慣にするということは、難しいことではありますが、肉体、精神、知性、社会性、この4つを全部習慣化しなさいとおっしゃっています。

コヴィー先生は、肉体、精神、知性、社会性のいづれも習慣づけて行うことで、本当の意味で変化していくということをおっしゃっています。これが7つの習慣でした。前編、後編をご覧くださり、どのようにお感じになられましたか?

最後に、コヴィー先生はこのような言葉を残されています。

「人格というのは繰り返し行うことでの集大成である。それゆえ秀でるためには一度の行動ではなくて習慣が必要である」

繰り返しその習慣を行うことで人格が形成されていく、あなたという人が出来上がっていくとおっしゃっています。

7つの習慣 第1章〜第7章 まとめ

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それでは、7つの習慣を振り返ってまとめてみましょう。

1番目、主体的であること。
自分の人生に責任をもって、まわりに振り回されずに生きること。

2つ目、終わりを思い描くことから始めること。
自分がどうありたいかという姿を最後に思い描いてから習慣もスタートさせなさいということ。

3つ目、最優先事項を優先するということ。
急ぎではないけれど、あなたにとって一番大事だなということを先に最優先にやってしまうということです。

4つ目、win-winを考えるということ。
あなたも私もお互いにハッピーであるところを目指すということ。

5番目、win-winを築くには、まずは相手に共感してお話をよく聞いて理解すること。
そのうえで自分も理解されるということ。

6番目、シナジーを作るということ。
お互いに相乗効果を作ってwin-winであるための良い案をお互いに出し合おうということです。

最後の7番目、さらに毎日それぞれの習慣を磨くということ。
そうすることで、習慣をすることによってあなたの人格そのものが変わっていくということでした。

いかがでしたでしょうか。
日々の子供との会話は、無意識レベルで話をしてしまっていませんか。

同じ境遇、同じ立場にある人、同じ仕事をしている人の気持ちはわかりやすいですが、子供は、学校という違う世界が広がっていて、かつては私たちもみんな子供の時代があったはずですが、その時の感覚を忘れてしまっています。思い出せないから相手の気持ちがわからなくなり、勝手に解釈したり、助言したり、探ることをするのではと思いました。

お子さんがいらっしゃる方、パートナーでも、親戚でも誰でも良いと思います。
相手のことを評価せず、探らず、助言もせず解釈もせず共感する。相手の話を聞いて、相手の伝えたい気持ちを言葉にするということを、ぜひ実践して見てください。

人との関係というのは、自分との関係でもありますから、やはり相手の話を共感して聞いていない時は、自分の気持ちも聞けていないときかなとも思います。

今回は「7つの習慣」のポイントの後編をご紹介しました。

こちらの本は子供向けのわかりやすいものも出版されていますので、ぜひ一度お手に取ってみてください。

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市居愛
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