本当の自分を、自分という神聖を知る本『神との対話』 ニールドナルドウォルシュ

市居愛
こんにちは。マネーコンサルタントの市居愛@aiichiiです。

今日のご紹介したい本は『神との対話』です。
この本が、バイブルというぐらい大好きな本です。

タイトルだけを見ると、何か宗教の本かと思うかもしれませんが、
宗教の本ではなく、「宇宙を見つける」「自分を見つける」ということで、本当の自分を知る、自分という神や神聖を知る本です。

私は、著者のニールドナルドウォルシュさんのメンタープログラムも受けていて、個別セッションなどもさせていただいて、ニールさんのおかげで人生が変わりました。

いつも心穏やかに幸せに生きられるのは、やはりニールさんをはじめとした、先人の方たちのおかげだと思い、感謝しています。

それでは、私が大尊敬するニールさんの『神との対話』について、お話していきますね。

皆さん、ニールさんを知っていますか?
「ザ・シークレット」という映画をご存知でしょうか。その中でも話をされている方です。

ニールさんは元々、ラジオのパーソナリティをされており、ある時お仕事を失い、1年間ホームレスで暮らしていたそうです。そのホームレス時代、二進も三進も人生がうまくいかないある夜、自分の人生があまりにもうまくいかないから、神様に向かって文句を言い出したそうです。

「どうして私の人生はこうなの?」
「何がいけない?私が一体何をした?」

のような怒りをぶつけたところ、いきなり神様から答えが返ってきたそうです。

ニールさんは、
紙に「私が一体何をしたんですか」と書いて質問をすると、
いきなり手が動き始めて

「あなたは本当に全ての質問の答えを知りたいのか、それとも八つ当たりしてみたいだけなのか」

と神から答えが返ってきたそうです。
とてもビックリして、そのまま口述筆記を続けていった。

これが『神との対話』です。

前回ご紹介した『エイブラハムの引き寄せ』と少し似ていますが、違いがあります。
『引き寄せグラハムチャネリング』とニールさんの本では、
チャネリングというよりも、神である自分と会話をするようなイメージです。
読んでいただけると、「自分にも自分自身の神がいて、その神様と会話することは自由自在にできる」と感じられると思います。

今日はこの『神との対話』から3つのポイントをお話していきますね。

CONTENTS

人生とは発見ではなく、創造のプロセスである

まずひとつ目が、「人生とは発見ではなく、創造のプロセスである」という言葉です。

私達は無意識に、「自分は何者なのか」ということを知ろうとしてしまいます。
しかし、ニールの神は「知ろうとするのはやめなさい」と言いました。

「自分が何者かを知ろうとするのはやめなさい」「自分が何者になりたいかを考えて、そうなろうと決意して努力しなさい」と言っているのです。

単に自分が何者なのかと机上の空論で描いたり考えたりしてるだけではなく、実際にこうなりたいと自分を描いたら、それをそう決意して努力しなさい。

「経験していきなさい」
「経験する以外に、あなたは自分自身を知ることはできない」
「頭で知ろうとするのではなく、実際に行動して体験し続けなさい」

だから人生は発見ではなくて、創造のプロセスなのですね。

私自身も本当にそうだなと思うのが、以前は自分がオンラインセミナーをするにしても、ライブをするにしても、自分が何を伝えたいのかが机上の空論でした。

「こういうお金のことを伝えたい」「こういうことをやりたい」のようなことを、ただただ知ろうとしていました。私はこれなのかな」「あれなのかな」と、もがいていた時期もありました。

だからこそ、様々なセミナーや、先生方のメンタープログラムを受けては、「これかもしれない」「あれかもしれない」と受身で受け取っているだけでした。

でも実際に、自分が何を話したいのか、自分が何を伝えたいのかがわかった時というのは、実際に話したときだったのです。

実際に話をしたことで初めて、「この話、好きかも」「今日の話は間違ったな」と、そういう感覚が初めて湧いてきたのです。

だから、話すことなくして、自分が語りたいことを見つけることは、出来ないです。

人生は発見ではなく、体験し続けて想像するプロセスということを、この本から受け取りました。

ニールさんは「あなた方は自分の現実の創造主だ。そして人生はあなたが予想するようにしか展開しない。考えることは現実になるこれが創造の第一歩である」と言っています。

人生はあなたが予想するようにしか展開しません。

考えたり予想するだけでも駄目で、実際に動いて体験して、そこで初めて「これがこっちだ!」「私の本当の自分を表しているものだ。」「いや、これはちょっと違うな」ということが、体験的に感情的にわかってくるということです。

行動が一番大事とニールさんは伝えてくれているように思います。

最も気高い「こうありたい」と思う自分を考え、毎日その通りに生きる

2つ目のポイントです。最も気高い「こうありたい」と思う自分を考え、毎日その通りに生きるということです。

自分がいつも何を考えているのか、言っているのか、想像しているのか、常に意識して、それがもしも現実と違うのであれば、意識的に変えていくということです。

自分の思考と言葉と行為、この3つがちゃんとマッチしてることが大事と言っています。

これも素晴らしい教えですね。はじめてこの本を読んだ時に、すごく感動した言葉でもあります。
いつも自分の思考と言葉と行為を見張っていなさいということだと思います。

例えば、私の娘は中学3年生なのですが、受験生だからついつい「勉強しなさい」っていう言葉を言いたくなってしまいます。

ただ、私が考える理想の娘との関係性は、『親友のような友達のような』そういう親子関係。
私の思考では、娘と親友のような関係を築いているのですが、夜になって私も疲れてきて、娘がスマホをグダグダ見ていると、「スマホばかり見ていないで勉強しなさい」と言ってしまうのです。

でも、考えてみれば、親友ってそんなこと言いませんよね。
言うとすれば、「一緒に勉強しよう」「一緒にちょっと休憩しない」が親友の言葉であり、行為です。
これをいつも意識的に合わせるっていうことで、自分の方向性を正すということをしなければならないんですよね。

皆さんはどうでしょうか。

ニールさんは「人生の大半を私達は無意識に過ごしてます」と言っています。
何か嫌なことが起きたとしても、自分の思考や言葉が原因だったかどうかを振り返ろうとしないと言っています。

だから、もしも何か悪いこと言ってしまったり、あるいは嫌なこと起きたとしても、もしかしたら自分のこの思考と発した言葉と行動が、ずれてたんじゃないかと考え直して振り返る必要があるということです。

こうありたいと思う自分を考え、毎日その通りに生きるということですね。

魂が完璧な愛を経験するには、人間のあらゆる感情を経験しなければならない

最後のポイント3つ目、魂が完璧な愛を経験するには、人間のあらゆる感情を経験しなければならないということです。

私達はよく悲しい、妬み、苦しみ、憎しみ、怒りなどをどうしても、嫌なものとして扱ったり、避けたりする傾向がありますよね。私もそうでした。

ですが、神との対話の中では愛というものは、憎しみ、悲しみ、怒り、嫉妬がないということではなく、愛というものは、あらゆる全ての感情の集合であると、言っています。

憎しみ、悲しみを感じないようにするのではなくて、それも積極的に感じていこうということですね。
そして、それを感じた人にしか、相手に共感することはできないということです。

自分がまだ経験をしていなければ、相手の経験をわかることもできないし、相手の苦しみ、悲しみも理解することができないということです。

私は、様々コンサルをやらせていただいていますが、
カウンセラーや、セラピストになりたいという方が「私自身がまだ癒えません」「私自身がまだまだ悲しみや苦しみを持っていて、それをなかなか乗り越えていないから、乗り越えていない自分が、そういう感情ばかりを持っている自分が人を癒すことはできない」と悩まれる方がいます。

実はそういう感情の恐れ、悲しみ、苦しみを持っているからこそ、カウンセラー、セラピスト、コンサルとして活動できるんですよね。

なぜなら、そういう感情持っている人にしか、相手の感情を理解することができないから。そういう感情を持っているからこそ相手のことを癒すことができるし、相手の気持ちがわかるということです。

私達はいつもニールさんで言うところの、経験というものを常に体験していて、全ての感情も体験も、いわゆる細かい感情を体験するために生きていて、そのためにいろいろ体験している。だから人生って面白いし、美しいし、いつまでもやりがいがあると思っています。

少し解釈が難しく感じる人もいると思いますので、全部読もうとしないで、本当にちょっと自分が困ったとき、悩んだとき、辛いときに、「答えを教えてください」と言って本を開いてみてください。
そうすると、完璧な答えが本の中に書かれていたりします。
そんな風に使ってもらえたらと思います。

まとめ

最後にポイント3つをまとめますね。

まず1つ目は、人生とは発見ではなく、創造のプロセスであるということ
ただ自分を知ろうと思うのではなくて、実際に行動して体験することで自分の人生を創造していきましょうということでした。

2つ目は、こうありたいと思う自分を考えて、毎日その通りに生きなさい
思考、言葉、行為、この3つが常に一致していることを意識して、毎日その通りに生きよう、意識的に生きようということでした。

3つ目が、人間のあらゆる感情を経験しようということでした。
不安、憎しみ、悲しみというのも愛の一部です。だからいろいろな体験をして、いろいろな感情を経験しましょうということでした。

この3つが、今日私がこの本の中からご紹介したいと思った内容でした。

めちゃくちゃいいことがたくさん書かれていますし、本当に何度読んでも、いつ開いてもいい本、毎日読みたいなと思うくらいの本なので、ぜひ読んでみてください。

市居愛

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