今日は借金についてのお話しです。
借金生活の終わらせかたを知っていますか?
みなさん、「借金」という言葉を聞くとドキッとしませんか?言葉を聞くだけでも、耳をふさぎたくなる方、気持ちが落ち込む方もいるかもしれません。そのお気持ち、とてもよくわかります。
でも、今日のお話を読み、行動するかしないかで、借金の返済額は大きく変わってきますので、是非最後まで読んでくださいね。
借金の中でも多くの人が利用しているもの。それは、家の購入にあてる住宅ローンです。住宅ローンは、ほかのローンと比べて、金利が低いことが特長です。そのため、良い借金と言われることもあります。
また、奨学金も借金です。大学の授業料は年々上がり続けています。ところが、世帯収入は下がっているために、今では2人に1人が返済が必要な奨学金に頼らざるをえない状況となっています。
しかし、借金の残金はわかりますか?金利を知っていますか?こうした質問をすると、半数近くの方がわからないと答え、残りの半数近くの方がパートナーに任せていると答えます。
家計を管理している主婦でさえ、住宅ローンの金利や返済方法について理解している人はひと握り。つまり、内容をよくわからないまま、人生で一番大きな借金を背負っているというわけです。
では、なぜ借金の返済方法はわかりにくいのでしょうか?
その理由は、返しているお金を目で見ることができないためです。例えば住宅ローンを借りている場合、返済残高の明細が送られてくるのは年に1回から2回程度。
そして、書かれているのは、目をそらしたい金額。多くの人は借金を返すことは楽しいことだとは思っていないため、できる限り見ないようにしておきます。こうして借金を目で見える形で残す機会は失われていきます。
でも実は、借金の返済プランを書き出すことは、夢や目標を書き出すことと同じくらい大切なことです。いつ、どのくらい、どのようにして返済していくのかを知ること、そして、手帳やノートに書き出すことはとても大切なことなのです。
借金生活終わらせるための3つのコツ
今ある借金の状態を知る。
まずは、今ある借金の状態を知ることからはじめます。
例えば、住宅ローンと車のローンと奨学金があったとします。それぞれの項目について、左から順に、返済予定日、返済予定額、金利、残債金額を書きだします。
普段つかっている手帳や家計簿などに書きだしてみましょう。こうして、今ある借金の状態を目で見えるように視覚化していきます。
「銀行の書類を見ても、内容がさっぱりわからない」「そもそも書類がどこにあるかわからない」というあなたは、銀行のローン窓口に電話で問い合わせましょう。
借りている銀行に電話をかけて「ローンの見直しをしたいので、現状を詳しく教えてください」と言えばよいだけです。時間にして15分程度。「わからない」「恥ずかしい」といった想いは捨てて、現状把握につとめます。
ちなみに、この作業は、疲れやストレスがたまっていない、心穏やかなときに行うことが大切です。
夕方から夜にかけては、感情が動きやすくなります。「こんなにまだ残金があるのか・・」「本当に返し終えるだろうか・・」といった不安を避けるためにも、朝から昼にかけて調べることが望ましいです。
借金を完済したときの未来を描く。
次に、借金を完済したときの未来を描きます。
借金をすべて返済し終えたときの自分の状況を絵と言葉で書いてみてください。
年齢、容姿、状態、気持ち等を細かく書き出します。例えば、返済予定日が60歳の9月30日だとしたら、60歳のときの自分と家族の似顔絵やイメージを手帳やノートの中心に描きます。私60歳、夫61歳、娘30歳、息子26歳と年齢も書きます。
そして、その絵のまわりに、その時の状況や気持ち、返済後にやりたいことなどを書き出します。
「住宅ローン完済!おめでとう」「パパありがとう」「やったー!楽しい老後がまっている」「土地の価格が値上がりしている♪」「完済祝いにハワイ旅行に行くぞ」といった具合です。
こうして、借金返済の喜びを絵や言葉で表現することで、返済へのモチベーションを高めます。
また、イメージを具体的に描くことで、「今の予定よりも5年はやく完済したい」「夫の退職前には完済したい」といった具体的な変更点も見えてきます。
借金をはやく多く返済するプランをつくる。
そして、借金をはやく多く返済する方法を調べます。例えば、繰り上げ返済やローンの借り換えは、はやく多く返す方法のひとつです。
現状の返済プランの下に、別の返済プランを3パターンは書き出してみましょう。1年後に繰り上げ返済をした場合やローンの借り換えで金利が低くなった場合などのシミュレーション例を書きだします。
借金返済のシミュレーションは、ネットで「住宅ローン シミュレーション」「自動車 ローン 借り換え」「奨学金 返済 シミュレーション」といった言葉を検索すると、シミュレーションサイトがでてきます。
まずは、こうした簡易診断で、自分の借金をはやく多く返せる方法を調べてみましょう。
こうして、具体的な返済プランをつくることで、借金を返すことに喜びを見つけます。
はやく多く返す方法が見つかれば、早速その作業に取り掛かるモチベーションがうまれます。
また、家計をやりくりして、返済の貯金を貯めたいという気持ちも生まれてくるでしょう。
冷蔵庫やお家を整えて、暮らしをシンプルにすることへの意欲もわくかもしれません。
望む未来を描くことで具体的に動くこと
大切なことなので、繰り返します。
借金について書き出すことは、夢や目標を書き出すことと同じくらい大切なことです。
借金は次の3つの方法で整えます。
- 今ある借金の状態を知る
- 借金を返済し終えたときの未来を描く
- はやく多く返すプランをつくる
不安は現状を把握していないために生まれるものです。
手帳やノートに借金返済プランを書き出すことで、現状を把握しましょう。そして、現状を把握することで、不安をやる気に変えていきましょう。
未来を不安に思うのではなく、望む未来を描くことで具体的な行動をおこすのです。
今この作業をするかしないかで、5年後、10年後の返済額は大きく変わってきます。
明日は、美味しいクッキーと珈琲を用意して、借金の明細書と向き合ってみてください。
きっと「整えてよかった」と思える明日が待っています。
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