手帳でお金を管理する3つの書き方とは?

市居愛
こんにちは。マネーコンサルタントの市居愛@aiichiiです。

 

「よし!今度こそは家計簿でお金の管理をするぞ」と意気込む気持ち。よくわかります。

でもね、ある調査によると、家計簿の挫折率はじつに70%以上。

家計簿を買ったときの意気込みは、3ヶ月もすると消えちゃうようなのです。

では、どうしたらお金の管理を続けることができるのか?

 

お金を管理するためのおすすめの方法は、「手帳を整える」ことです。

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お金を手帳で管理するために大切なこと:過去よりも未来 

家計簿に挫折する最大の理由は、「楽しくない」ということです。

お買い物のレシートを集めては、お金をつかった過去のデータを記していく。

「あ-。今週もこんなにお金をつかっちゃった。想像以上に使っているなぁ」

なんて思いながら、「お金がない」ことを再認識していくようなものです。

ですが、手帳だったらどうでしょう。手帳は過去のことを書くことはあまりありません。

未来のことを書くものです。「来週末は映画に行こう」「友だちとランチに行こう」。こうした楽しい予定が現実に起きるよう、私たちは手帳に書き込み、行動していきます。

手帳は言わば、「予言の書」なのです。そして、手帳に書き込む「予定」は、「お金をつかう予定」でもあります。ですから、この楽しい予定に「お金をつかう予定」も一緒に書きこんでしまえば、お金をつかう未来も予言していくことができるというわけです。

つまり、「いくら使ったか」よりも「いくら使うか」を大切にしたほうが、お金の管理は断然楽しい!ということなのです。

それでは、「お金を手帳で管理する」具体的な書き方はというと・・!?

手帳でお金を管理するための3つの書き方

1. 予定と金額をセットで書く

方法はとてもシンプル。予定と一緒につかうであろう「金額」を手帳に書くだけです。

 

12月18日 クリスマスショッピング 15000円

12月19日 西友買い物 6000円

12月20日 美容院カット 6000円

12月22日 西友買い物 3000円

 

といった具合です。金額は「これぐらいかな」というおおよその値段でOK。

あとは、書かれた金額の範囲内でお買い物をしていきます。たったこれだけのことが、劇的な違いを生むことになります。「なぜかお金がない」のは、無計画に予定をいれてしまうことが原因です。

お金をつかう予定が見えれば、「今週はランチの予定があるから、ショッピングは来週にしておこう」とお金の使い道を、手帳を見ながら調整できるようになるわけです。

 

ステップ2:日曜日に財布の残金を書く

お金を使う予定と金額の書き方は、「財布の残金を書く」ということです。

必ずしも日曜日である必要はありません。お仕事のお休みに応じて、1週間のはじまりの前日に、お財布のなかにある残金を手帳に書くのです。 

例えば、12月18日の時点で、お財布の残金が25,000円だとします。この残金を手帳に書きます。その上で、その後の予定を見ます。

12月18日 残金25,000円

12月19日 西友買い物 6000円

12月20日 美容院カット 6000円

12月22日 西友買い物 3000円

12月24日 クリスマス&忘年会 5000円

12月27日 友達とお家パーティ 3000円

12月31日 年越しのお出かけ 3000円 (合計 26,000円) 

すると、「おぉ・・1000円足りない・・・」ということに気づくわけです。

この時点で1000円足りなければ、19日の西友買い物の予算を5000円に変更します。こうして、週に1回、お財布の残金を手帳に書くことで、お金の使い道がより明確に整っていくというわけです。 


 

3. カードをつかう予定も手帳に書く

「私、現金ではなくクレジットカード派なんです!」という方もいますよね。そんな方には、1か月につかうカード金額を決めて、それを手帳に書くことをおすすめしています。

例えば、12月は、毎月の食費と日用品費で6万円。自分のおこずかいに3万円。その他、クリスマスプレゼントやお年賀の買い物で3万円と決めたら、手帳に12万円と書きこみます。そして、12万円の範囲内で予定を立てていくのです。

クレジットカードはショッピング制限いっぱいまでお買い物ができる仕組みです。だからこそ、予算は自分で決めておくことが大切。

本当は、「自分で決めた金額までしかカードが使えない!」という仕組みがありがたいのですが、カード会社さんとしては沢山お金を使ってほしいわけですからそうもいきませんね。予定と金額は、自分で決めるしかないというわけです。

1か月間、お金を手帳で管理してみよう

まずは1か月間、手帳をつかって「予定」と「お金」を整えてみましょう。

「なににお金をつかうか」って、「自分が何に価値を置きたいか」ってことだから、なかなか難しい問題です。一歩すすんだと思ったら、3歩さがっているようなときもあります。先週は気持ちよくお金をつかえたのに、今週は超オーバーで後悔だらけみたいな・・・。

でも、それでも、あーだこーだ嘆いたり、できない自分に落ち込んだりしながらも、ちょっとずつお金とのお付き合いがうまくなっていくのだと思います。

気がついたら、すっごくいい関係になっていた!ってこともありえますからね♪

手帳でのお金の管理を長く続けていくために、豊かに幸せになるための6つの秘訣とは? の記事も参考にご覧ください。

 

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