今日は、「お金の思い込み」について、お話していきたいと思います。
あなたには「お金の思い込み」あると思いますか?
私は「そんなの特にないけどな」とぼんやり思っていたのですが、 お金のことを学び始めたら、あるわあるわ。
そしてこの「お金の思い込み」というものこそが、私がお金を貯めたり、 稼いだり増やしたりすることの大きな妨げになっているということに気づきました。
ではなぜ「お金の思い込み」に気づきにくいのか。 それは無意識だからです。
意識には2つ種類あリます。1つは顕在意識で、「自分の意識で認識できている」ということ。 2つ目の潜在意識は、「無意識なので、自分では把握できない」ということです。
「お金の思い込み」自体、無意識なので、 お金を貯めたり増やしたりするチャンスを逃しやすいということです。
それでは、今回は「稼ぐ」ということに対しての「お金の思い込み」について、 3つお話をしていきますね。私はまだ十分ではないという「お金の思い込み」
1つ目に、私はまだ十分ではないという「お金の思い込み」です。
例えば、新しくビジネスをしてみよう、起業してみよう、稼いでみようと思った時に、 まだまだ自分には知識やスキルが足りない、まだまだ勉強足りない、 まだまだ私は十分じゃないと思ってしまうことです。
私が本の出版をした時のことです。お世話になった方に、こんな悩みを打ち明けました。
「まだまだお金に関する勉強が十分じゃないと思います」
その時、その方がおっしゃったのは、
「お金に関して、そんなに詳しくない愛さんだからこそいいんですよ」 「まだ十分ではない状態の方がむしろいいんです」「知識が豊富で、よく勉強している素晴らしい人は、その目線でしかお話をすることができません。まだまだ勉強過程だと思っている愛さんが書くことによって、それに共感してくれる人がいるし、その方が学びになることが多いんですよ」
と言って下さったのです。「それでお金もらっていいですか?」と伺うと、
「そこに価値があるんです。 まだまだ十分じゃなくて近しい存在としてやってくれる方の話がいいんです」と言ってくださいました。
遠い存在と近い存在の違いですね。
この時、私はまだ十分ではないという思いは「ただの思い込みだった」と実感しました。
十分ではない人のプロセス見ていると、その変化も面白いし、自分も励まされ、 一緒にやろうと思えます。
だから皆さんも、もし、まだ私は十分ではないという思い込みがあるとしたら、 その十分でない状態をさらけ出して「一緒にやろう」と言えるような存在になってくださいね。他の誰かがやってくれるという「お金の思い込み」
2つ目は、他の誰かがやってくれるという「お金の思い込み」です。
以前メルマガにも書いたのですが、他の誰かがやってくれると思っていると、 自分がお金を管理、増やす、貯めるようとは思いません。
夫がやってくれるだろう。会社の上司がやってくれるだろう。親に頼れば何とかなるだろうという。こうした、「他の誰かがやってくれる」という思い込みを消しましょう。
私が起業したての時、私は夫の稼ぎや収入にとても期待して頼っていました。
そう思い込んでいる間は、 自分の売上をあげようと思わなかったため、 当然、売上が増えることはありませんでした。
しかし、夫に頼ることなく、自分でやってみようと思えたときに 売上があがり、貯金もできるようになりました。
「お金がないとできない」という思い込み
3つ目は「お金がないとできない」という思い込みです。
「稼ぐ」「何か起業する」「ビジネススタートする」という時に、 「お金がないとできない」と考えてしまうことです。
私がベビーマッサージで起業しようとした時に、ビジネスコンサルをしている兄に、 「お金がないからできない」と相談しました。
すると兄は「いやいや、お金がないからこそやってみるんだよ」と言ってくれました。当時の私は、ベビーマッサージは「お医者さんの力を借りなければ絶対できない」と思い込んでいたのですが、 兄は「お医者さんじゃなくて、まわりの主婦100人に話を聞いてきたら?」と言ってくれました。
お医者さんに相談すると費用がかかるけれど、 子育てに悩む主婦100人に話を聞くならば、お金はかからない。
その時に「お金がない」というのは、 思い込みに過ぎないと、 魔法が解けました。今あるお金の中で、どんな工夫ができるか、ということだと思います。